2016年3月10日木曜日

5年。



お久しぶりです。

おかわりありませんか。


最近 あの日を思い出して

福島を東北を浮かべて

苦しくなったりされてませんか。


東日本大震災と 

東京電力の原発事故から

5年が経とうとしています。


あの当時は 沢山のご支援・応援・

温かなお気持ちを

どうもありがとうございました。

届いたお手紙を胸に泣き

届くお水や被災動物支援物資を前に泣き

今でも昨日のことのように浮かびます。

本当にありがとうございました。



我が家はあのあとずっと

今も災害復旧工事の日々です。

水道管取り換えに伴う

地下の工事の時などには

まだまだだ…と夫が呟く事も多く

まだ5年、という思いが大きいですが

一歩一歩 前へと進んでいます。


全く別の道を目指していた若いこが震災後に

ちっぽけなうちの会社へとやってきて

あっというまに年数を重ねました。

彼女ができた… 結婚したいと思ってる…

そんな話を聞かせてもらう度に

数年先を想う楽しみを 

彼らから与えてもらっています。


あの震災や事故のせいにすることなく

これからのいわきを

創ってゆくひとりとなれるような

仕事や生活の 力を持てるように、

いつか夫が仕事を離れる時

それぞれが一人前になって

どこへ行っても 

力を発揮できる人になれるように、

教えられること 託せることは 

みんな教えて 大切に育てる。

その思いがぶれずにいつもあるおかげで

一緒に前を向いて

過ごせている気がします。


3月11日をこえて

次の3月11日がきても

同じ気持ちでいられるように

静かに 心穏やかに

時間を送りたいと思っています。


みなさまもどうぞ お元気で。


大丈夫、一緒に一歩一歩ゆきましょう。


ありがとう。

ありがとう。